日本でまたモデルナ製ワクチンに異物 神奈川県が発表

著者 鈴木 恵

神奈川県で31日、新型コロナウイルスの米モデルナ製ワクチンに異物が見つかり、当局は特定の製造ロット番号のワクチン接種を停止した。

神奈川県によると、県内の接種会場で同日、ワクチンの瓶の中に複数の黒い異物があるのを、薬剤師が見つけた。

このワクチンと同じロット番号のワクチンは、すでに3790人近くに接種されていた。異物が見つかった時点で、同じロット番号の残りのワクチンの使用を見合わせた。

日本では先週、モデルナ製ワクチンに異物が混入されていたとして、約163万回分の使用を停止したばかり。

黒い異物を複数確認

神奈川県によると、薬剤師がワクチンの薬液を注射器に移そうとして、瓶に針を刺す前に異常がないか確認したところ、1つの瓶から黒い異物を複数発見したという。

モデルナ製ワクチンを日本で販売している武田薬品工業が、異物混入の疑いがあるワクチンを回収した。

日本メディアは、今回のワクチンによる健康被害は、これまでのところ確認されていないと伝えている。

8月26日には厚生労働省が、特定の製造ロット番号のモデルナ製ワクチン約57万回分の一部で異物が見つかったとして、同じラインで製造したものと合わせ、3つのロット番号のワクチンについて使用を見合わせた。

それらのワクチンを瓶詰めした、スペインの製薬会社ロヴィは、同国内の製造ラインに原因があるかもしれないとし、調査を進めると表明した。

沖縄で発見の異物は針で混入か

厚労省は8月29日、沖縄県で前日にワクチンの中に異物が見つかったが、注射針を正しく刺さなかったために混入したとみられると発表した。

日本では現在、東京パラリンピックが開催されている中で、新型ウイルスの感染者が急増している。

ワクチン接種のペースは比較的遅く、首相官邸によると、接種を完了した人は国民の約46%にとどまっている。少なくとも1回接種した人は約57%となっている。

You may also like

コメントを残す