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停滞する前線による西日本を中心とした記録的大雨の影響で、15日朝までに警戒レベル5にあたる「緊急安全確保」が計6県で出された。警戒レベル4にあたる「避難指示」も20以上の県で出されている。警戒レベル5は、災害が発生又は切迫していることを示し、ただちに安全確保が必要。
NHKによると、「緊急安全確保」の指示は15日朝現在、千葉、長野、島根、広島、福岡、佐賀の6県で出ている。26万世帯の58万人が対象という。
気象庁は15日、「佐賀県、長崎県、福岡県、広島県では、まもなく、大雨特別警報は警報に切り替えとなる見込み」と発表した。14日には佐賀県と長崎県に大雨特別警報を発表し、「これまでに経験したことのないような大雨となっています」と注意を促していた。
気象庁気象監視・警報センターの気象庁気象監視・警報センターの足立勇士所長は14日午前3時過ぎの記者会見で「特別警報を発表した佐賀県と長崎県ではこれまでに経験したことのないような大雨となっている。特に土砂災害や浸水が想定されている地域では、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い」と述べた。
気象庁は、前線は20日まで停滞する可能性があるとしている。
長崎県雲仙市では13日、住宅2棟が土砂に押し流され、50代の女性が巻き込まれて死亡した。女性の夫と娘の行方が分からなくなっている。
朝日新聞などによると、佐賀県大町町では、氾濫した六角川流域にある順天堂病院周辺が冠水し、孤立状態になった。
熊本日日新聞によると、熊本県人吉市では14日、76歳男性が球磨川に流されたようだという通報があった。
